159番地

バイク乗ったり弄ったり、廃墟行ったり、写真撮ったり、旅したり。好きなことを好き勝手して気まぐれに綴ったそんなブログです。

K館本店

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

新年一発目って事で、遡るだけ遡って話のネタ引っ張り出してきました。
実に3年半以上前の事になりますが、栃木県内某所にてとある廃墟へ行ってきたときの話。そういえば一度も記事にしていなかったので、今更感半端ないですがこの機会に。
当時はまだ一眼を手にしていなかったような気がするので、今回掲載する写真は当時愛用していた「FinePix S8100fd」で撮影したものになります。確か。 

2013年8月

とまあ、この界隈では非常に有名な物件なのでタイトルからして一発で見当つくかと思いますが・・・w
かっぱで有名な温泉ホテル。 

この地では2、3番目に古い歴史を持つ老舗。増改築を繰り返した為に非常に複雑な全体の構造をしている。
かつては政府登録国際観光旅館として登録もされて賑わっていたこの場所も1999年6月、30億円の負債により閉館。そして形も変えずに現在へ至る・・・という事です。

DSCF1316.jpg川沿いにそびえ立つ廃墟群。

DSCF1320.jpg館内。如何せん3年以上前の事なので当時撮った写真を今見ても完全に記憶は帰ってきませんねw
うろ覚えなりに記事にします。。

DSCF1324.jpg

DSCF1327.jpg当時驚いたのは入ってきたフロアが既に5階だったということ。 

DSCF1334.jpg残されたモノが行く手を阻む。この日は懐中電灯など辺りを照らせるアイテムを持っていなかった為に先が暗いところには一切踏み入っていませんでした。それだけははっきり覚えてますw
それ故に一部気になっていたところ、見たかったところがあったんですけど行けなかった覚え。

DSCF1338.jpgエレベーターは止まっている(当たり前)
階段で(下りることができなかったような気がするので)上へ。6階。 

DSCF1339.jpg

DSCF1341.jpg日当たりのお風呂。貸切家族風呂として利用されていたみたい。

DSCF1344.jpgフラッシュ焚いて撮影。お先真っ暗なのでこれより先には進まず。

DSCF1340.jpg広間な気配。

DSCF1350.jpg有名物件である故、数々のサイトで目にしたことがあった絵画でした。やっと見つけた・・・って謎の感動。

DSCF1351.jpgフラッシュVer。感動もしたんだけど正直な感想は入ってすぐ左手にあった為にいきなり現れたことに対しての衝撃が強かったです。現れたのは自分の方なわけですが。
僅かながらもビビりました。あと思っていた以上に絵画が大きかった。 

DSCF1353.jpgこの部分だけ異常なまでに崩壊が進んでいる。

DSCF1357.jpgすぐ隣の大広間。
奥に微かに見えるのが・・・ 

DSCF1367.jpg鹿の剥製。これに対してもやっと(以下略)

DSCF1377.jpg2頭の剥製。繁盛していた当時はその目で何を見てきたのでしょう。

DSCF1379.jpg絵画のある広間の反対側から。

DSCF1385.jpg更に上のフロアへ。

DSCF1387.jpg哀愁漂う。

DSCF1388.jpgこのフロアはこれまでのフロアとはまた違う感じ。

DSCF1390.jpg

DSCF1393.jpg客室がありました。ここにきて初めての客室かも。

DSCF1397.jpg崩れ落ちている踊り場の照明。

DSCF1402.jpg本当に広く、複雑な館な訳です。

DSCF1408.jpgってことで最初のフロアに戻ってきました。

DSCF1412.jpg

DSCF1413.jpg 

DSCF1416.jpg

DSCF1420.jpg

DSCF1423.jpg散乱し放題な新聞、チラシ。

DSCF1429.jpg色鮮やかなかっぱたち。

DSCF1433.jpgほんの一部にしかすぎないけれど、この日に見回った分はここまで。
5階~9階だけしか見ていない上に、肝心のお風呂のところまでも確認はできていないという衝撃の事実。。
可能であれば下のフロアに行きたかったなぁ。 

DSCF1441.jpgそして後にする。
タイトルでは一応程度に伏せたものの、結局名の知れ渡ってる有名物件なので隠さず。

当時はそこまで深く考える事はなかったけど、今になって写真見返して思う事も多々あったりする。
かつて繁盛していた当時のこのホテルには、家族連れ、夫婦、恋人、友達同士など数々の客が幾度と無く訪れた事でしょう。
賑わっていた頃はここで何をしていたんだろう。
ここでどんな時間を過ごしていたんだろう。
従業員はどんな気持ちで働いていたんだろう。
経営者陣はどう謀っていたんだろう。

そんなかつて賑わっていたこの場所へ足を運んだことがある人々がこの現状を見たらどんな気持ちを抱くんだろう。
こんなことばかり。

最近になって改めて思ったのはそういった過去の話。
探れば探るほど謎は深く広がる。

それ以外、こう久々に廃墟記事書いてみて思ったのは・・・

「廃墟いきてえ」

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