念願の武甲山へ初登頂してきた話
タイトル通り、先日26日に愛しの町秩父の象徴武甲山へ登って参りました。
まえがき
実に一年半ぶりにおもち氏と同行。数週間前から武甲山登山計画立てておりまして、休みが合ったタイミングで行こうとしてたんですが結局天候に恵まれず流れてきました。
延期して今回の26日は天気も問題なさそうだな!!とか思ってもいましたが前々日にまさかの降雪。
秩父・・・積もりそうだなーwwwwwとか思ってたんですけど、軽く調べてみたら案外積雪0センチという話がちらほら。
これは行けると前日に確信。ただ現地は問題なくとも朝方R299凍結しそうという予感がしてならない。
事前に調べた情報では武甲山登山の所要時間は5時間前後・・・出来る限り朝9~10時くらいには登り始めたいという考え。
素直に電車で行くのが一番ですが、登山後の移動なども考えてバイク()で行きたかったので無駄に頭を働かせる。
予定通り登山開始するためにはこちらを朝6~7時に出るべき。おそらく一番冷え込んで凍結も懸念されるであろう時間帯の気温予報をとりあえず見てみる。
-4℃
デスオアダイ(訳:どうあがいても死) Death or Die.
そんなこんなで更に前日の25日、仕事終わってから前乗りする事を決めましたとさ。
21~03時の間は少なくとも氷点下の予報は出ていなかったので。
ゆーても。。
いくら氷点下じゃないからと言ってバイク乗るのにも限界があることを改めて実感しました。
防寒対策は完璧(手足の先以外は)
私未だにまともな冬用グローブを使用していないので、インナー手袋の上に夏用グローブで問題なく乗り越えてきました。
が、今回寒いんじゃなくて手先が痛すぎる。
もう一点、登山だしスニーカーとかではなくしっかりと運動靴履いてくやで~wwwとか思っておそらく最後に履いたのが5~6年くらい前であろう運動靴を履いて行ったんですよ。
バイク乗ってしばらく走ってて気付いたんですけど、これおそらくランニング用の靴だったようなことを思い出すと同時に尋常じゃないくらい足先へ攻め込んでくる冷風。
この靴完全にメッシュ生地なんや。
勢いでR299までは入りましたが途中限界来て吾野サンクスで休憩。
冷気で手足があまりにも痛すぎるっていうw
なんだかんだで正丸トンネル抜けた先は-2℃。
3時くらいには秩父到着して、お馴染みの自遊空間にて朝まで待機。
翌朝、まずは登山口へ
朝9時少し前くらいに改めて出発。待ってろ武甲山!!
本当は道中撮影したかったレベルの工場沿いを通り抜け、登山口に到着。
近くで見てみると狛犬がちょっと狂気的。
土曜日なのでちょこちょこ他の登山客もいる様子。
登頂開始
9時41分、登山開始。ここからスタート!
ファッ?! 発砲?!
まだまだ序盤。歩いて10分ちょっとくらいだけどここから続く勾配がえげつなかった。
コンクリート舗装の急勾配を上り続け、道標が出てきた辺りからようやく登山らしい舗装されていないくねくねした道。
10時12分、不動滝到着。チェックポイントっぽい?ところ。
なるほど。。。是非とも協力できればとか思いもしましたが、衰えたおじさん2人は見送ってしまいましたとさ。ごめんなさい。
何も考えず軽い気持ちと軽装でひたすら登ってましたが、途中から頂上はまだかまだかと心の声がただ漏れる。
大杉の広場
ってことでひとまず本当の第一チェックポイントであろう大杉の広場到着。
10時40分、ちょうど1時間くらいか。
途中ちょこちょこ写真撮影はするものの、ほぼノンストップで駆け上っていた事に加えて、バイク乗車時の超絶防寒装備のままだったので暑いのなんの。
体温下げすぎない程度にインナー脱いで軽量化。一気にすっきりしました。
5~10分くらい休憩して再び出発。
ここからは先に進む度に残雪が目立つようになって来ました。あと気にしていられない地面のぬかるみ。
気付けばめっちゃ霧。
ずっと同じ景色も飽きるもんやな~とか思ってたけども、大杉の広場越えてからはもはや軽い雪山。
ってことで序盤とはまた別の景色を楽しみつつ。
空が明るくなってきた気がするよ~。
山頂
そんなこんなで山頂の武甲山御嶽神社へ到着!
11時半ぴったり、休憩も含めて約2時間くらいってところ。
しかしまあ入り口の石碑からここまで果てしなく遠く感じた。。
山頂もやっぱり結構な雪が残ってますこと。
この辺りでも結構ガスってるんだなー・・・あれ・・・?
武甲山山頂からは広がる秩父市街を素晴らしき眺望があったはず。。
・・・
辺り一面真っ白けwwwwwwww
見事なまでにガスってます。本当にありがとうございました。
この景色を楽しみにしてたんだけどなーwwwwwwwwww
冷静になり当たり前の冷気と霧と虚しさに包まれて。
改めて登頂の喜びをおもち氏と分かち合いつつ、山頂を後に。
もう一つの楽しみがこれっすよ。
山頂で食べるカップラーメンはULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY 美味しいと聞いたことがあるのでやってみたかったんです。
あらかじめ魔法瓶を1つ用意、朝方お湯の確保も済ませてきたのでいざ調理。
まずはワイのチリトマトヌードルへ注がれゆくお湯。
続けておもち氏のノーマルカップヌードルへ。。
なんというか既に薄々気付いてはいたんですけど、
半分くらいまでお湯入れたところで魔法瓶空っぽになりました。
おもち「このカップ麺完成するのかな」
ワイ「なんとかなるっしょ」
乾麺部分が完全に露出してるカップヌードル持ってるおもちがただただシュールですげー笑ってました。
個人的にここ最近のMVP。
確かに山頂で食べるカップ麺は普段より一層美味しく感じたような気がしました。
おもちも案外問題なさそうに食べてましたが、途中冷静に「しょっぺえ」って言葉吐いたのもとにかく面白かった。
そんなこんなで山頂には1時間くらい滞在。
温かいもの食べたけれども、物理的に身体も冷えてきたのでぼちぼち下山。
下山・それから
12時27分、下山開始。
帰りこそノンストップで下り続け、13時50分には登山口の駐車場へ戻ってきました。
下りはチョロいな~とか舐め腐った考えしてましたが、負担が徐々に攻めて来る。
そんな疲れを癒しに安定の武甲温泉へ直行。
昼間から入る温泉も最高や・・・。って事で入浴後は休憩所で気絶してて、目覚めたら日没迎えてました。
急ぐことも無いしゆっくり食事処で腹ごしらえしてから夜の秩父市街を軽くぶらり。それから帰宅。
以上、武甲山初登頂のお話。
武甲山登り切ったってこと自体には満足してますが、如何せん景色が・・・なんだよな~wwwwwww
山頂からの素晴らしき秩父市街を望むべく、いつかリベンジしたいなー。
2016年11月25-26日 総移動距離:約198km