159番地

バイク乗ったり弄ったり、廃墟行ったり、写真撮ったり、旅したり。好きなことを好き勝手して気まぐれに綴ったそんなブログです。

完全無計画で旅に出た。 #02 「2日目 恐山編」

テント泊だと不思議と5時頃目が覚めます。

旅行2日目、8月5日、青森県下北駅近辺で起床して行動開始。

前の記事に書いていましたが、以前から行きたかったところっていうのは、"恐山"です。

下北半島中央部に存在する霊場恐山。霊場内には数種類の温泉が湧いています。また日本三大霊場のうちの1つとも言われていてずっと前から一度は行ってみたいと思っていました。

そんなわけで、今日はここを目指すってことで一応視野には入れていたんですが、天気予報を見ると青森は雨らしい。

テント片付ける前にもパラパラ降ったりしてたくらい。

まあ、とりあえず朝食を求めて歩き出した僕たちであった。

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食後はすぐ隣にあった川原で一息。雨は降ったり止んだり。

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全く関係ないけど、近くにあった花。

ぐだぐだしてたら急に雨も強くなってきたんで、近くにあったホームセンターに避難しました。ちょっとよくわからない。

何か必要そうな物買って店出たら雨も止んでいたんで、この隙に駅まで移動。

いやー、このときここら辺の雨は本当に降ったり止んだりで厄介でした。

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昨晩撮ったつもりだったけど暗くてよくわからなかった覚え。ってことで朝方Ver.

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下北駅前。

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時刻は経過し、確か午前9時頃、恐山行きのバスに乗っていきます。

せっかく下北半島来たわけだし、雨でも何でも恐山行くしか。

ちなみに恐山行った後は本州最北端の大間崎へ行こうって考えがありました。

無いだろうと思っていたけど、一応、「恐山から大間崎方面へ走ってるバスはないか」とバスの運転手さんに聞いてみたけどやっぱりありませんでしたね。はい。恐山からまたここまで戻ってきてからバス。

下北駅前から恐山までの往復運賃、下北駅前から大間崎までの運賃、割と高くて地味に痛手。

とりあえず、下北駅前から恐山片道800円で3、40分くらいバスに揺られます。

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聞いたことある、これが恐山の冷水だそうな。

数分間バス停車しているんで、飲んできたりしてもいいですよとのこと。嬉しい!

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「1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返ると言われる水」と言われていますが、僕は好き勝手飲んできました。いや、3杯飲んできました。友人とよくわからないトーク弾ませながら。

この記事書きながら、恐山についてのWikipedia読んでいたら、

むつ市街から恐山霊場に至る恐山街道(青森県道4号)には途中、湧き水恐山の冷水(ひやみず)がある。飲めば若返る名水と言い伝えられるが、濾過や殺菌処理をしていない生水であるため、一度煮沸してから飲用したほうが良い。*Wikipediaより引用

とか書いてあって笑ったよね。しゃーなし気にしない。

そして、バスはいよいよ恐山へと到着。

バスの扉が開いたところから、既に硫黄臭が凄まじい。

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きましたよついに!!

ふざけた気持ちで来るようなところじゃないってのははっきりわかります。

いかにも雨降りそうな感じでしたが、入山料払っていざ。

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立派な寺院の横にある入口を抜けると・・・

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辺りは火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景。

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死ぬ前に来れてよかった。

いやしかし、この日のここ恐山の天気の不安定さ、尋常じゃない。

下北駅近辺で降ったり止んだりしていた雨とは比にならないくらい激しい変化。ついでに風も強い。

急に雨が降り出したと思ったら30秒もすれば止んで、またしばらくしたら降り始めて、30秒後には止む・・・みたいな。

逆に安定しているとも言えたかなこれ。そんなんで予測出来たからこそ、雨降り出したら傘の下で待機、止んだら「今こそ撮影のとき!!」とか言ってはしゃいでいたような気がします。気のせいかもしれませんが。

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至るところから温泉が湧いてる。っていうか蒸気がすごい。

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順路の遠く先の方に見える綺麗な湖。あれこそ恐山にある湖、宇曽利湖らしい。

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至るところで辺りの石が積み重ねられていました。

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硫黄か何かか、地面が黄色く染まっていたところ。

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気がつけば、もう宇曽利湖の近くまで。

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遠くから何か鐘の音が聞こえると思ったらここから聞こえてたのね。2つの鐘。

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鎮魂の鐘、希望の鐘。

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綺麗やなあ。

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地獄にもまむしはいるんだって学びました。

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ぼちぼち出口の方へ。

出口に近づくにつれて雨が強くなっていく。これが今までみたいになかなか止まないっていう。

ってことで一時屋根のあるところへ避難。そして、昼食がてらにすぐ近くの飲食店であんみついただきました。

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あっ、それと霊場内にある温泉にも行ってきました。

自分らが行ったときには4つあると言われている温泉のうち、そのうちの1つ「薬師の湯」のみしか男湯とされてなかったのでそこのみ。

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扉開けたらもう目の前が脱衣所と浴槽。こういうのもいいじゃないか。

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最後に。

僕として死ぬ前に一度は行ってみたいところだった"恐山"、今回行けることが出来て本当に良かったと思ってます。

もう満足したんでこの旅は終了かな?とか友人と話したりしましたが流石にそんなことないです。

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13時頃のバスに乗って再び下北駅方面へ戻ります。それから大間崎へ。

そして降り止まぬ雨(笑)