159番地

バイク乗ったり弄ったり、廃墟行ったり、写真撮ったり、旅したり。好きなことを好き勝手して気まぐれに綴ったそんなブログです。

完全無計画で旅に出た。 #03 「2日目 大間崎編」

降り止まない雨の中、自分らはバスで恐山を後に。下北バスターミナルへ向かいます。

現地で色々調べた結果、下北駅まで戻らなくても少し先の「下北バスターミナル」ってところから大間崎方面のバスが走ってるらしい。

まあそこからでも大間崎までバス運賃片道1800円くらいかかったんですけどね確かw

下北バスターミナルでは1時間程度の待ち時間。

自分らは何を思ったか、近くの店でトランプ売ってないか必死に探してました。

店自体少なかったし無いだろうと思ってたけど、奇跡的に売っているところみつけて2人してはしゃいでました。その後はバス停でトランプして遊んでました。わけわからない。

近くにいた女子中学生、女子高生たち絶対思ってたよ、

「あの人たち何やってんだろう」って。

こんなところで。2人でトランプしちゃって。

さておき、下北バスターミナルから大間崎まで再びバスに揺られます。確か1時間ちょっとくらい。

大間崎へ向かってる途中も雨は降ったり止んだり。しばらくすると津軽海峡海岸をずっと走っていくわけですが、途中海の上に虹がかかっていたのが見えてちょっと感動。残念ながら写真は撮れませんでしたが、綺麗な虹でした。

そしていよいよ大間崎!

嬉しいことに雨降ってませんでした!

ただ、めちゃくちゃ風強かったです。

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16時頃到着、今日はこの辺りでテント張ろうと思ってたんですが、バス降りる直前に気になる看板見かけまして。

「大間崎、テントサイトあるぞ!!」

これはきたと、ちょこっと大間崎の写真撮ってから早速テントサイトの方へ行ってみる。

が、すぐそばにあった店で友人がたこの足買ったら、コーヒー入れてくださったのでお店で少々休ませてもらいました。

この辺りの事の話とか、北海道の話とか。

そこのテントサイトは炊事場もあるからご飯とかも作れるよ!とか。これは嬉しい。

コンビニとか温泉も一応あるけどここからは徒歩30分くらいかかるとかw

一応道とかも教えてもらいました。

で、色々話して、ちょっとテントサイトの方見てきますって様子見にいきましたっけ。

テントサイトの方ですが、それなりに広い芝生の土地、炊事場も覗いたら電源水道火完備の室内。いいね!

それからの事、お店にいたおじさんが「温泉の方まで行くけど車乗っていくかい?」って。

こういう優しさが本当にありがたいです。お言葉に甘えて乗せていただきました。

「帰りは長いけどここ真っ直ぐ歩いて行けば戻れるからね!」などと言葉いただいてたはずが、ご好意で帰りまで迎えにきてもらうことに・・・。

「~時くらいに温泉の前にいてもらえたらまた来るから!時間もまだあるからゆっくりしておいで~」みたいな感じのお言葉。嬉しすぎます優しさが。本当にありがとうございました!

ってことで温泉だー!

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本州最北の地の大間温泉。気持ちよかったですよー。

風呂上りには友人とレトロなゲームコーナーで勝負したり、広間で寛いだりしてました。至福のひととき。

その後は再び大間崎をぶらり。

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きたぜついに!本州最北端!

実は当初の予定だと北海道旅行で日本最北端の宗谷岬へ行こうとか考えあったんですけど時間とか費用とか色々考えてた結果、何故か北海道へ行くことすら妥協してこの無計画旅行へと至ったわけでありまして、その代わりにというか、

「日本最北端行かないんだったら本州最北端行こう!」みたいな考えでここ来たかったんですよ。はい。

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大間のマグロ~!!

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確か18時半過ぎくらい、ちょうど夕暮れ時でした。

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以降、なんだかんだ雨も降らなくて良かったです。風はとにかく強いけど。

その後・・・

テントサイトの炊事場で何故かトランプ始める自分達!!!

自覚してるどうしようもない奇行っぷり。ここまできてトランプするか・・・。楽しかったけど。

そんなことしてたら同じ炊事場にいた2人組の人たちから声かけられて、最終的にご飯いただいちゃいました・・・。

日本一周してる途中の方々で、関西から自転車の方と中部からバイクの方。すごいなあ・・・。

最初は2人一緒に行動してるのかと思ってたけど数時間前にここで会ったらしい。共同作業してたから全くわかりませんでしたとです。

自炊技術がとにかく凄かった。これこそ本当の旅人ですよ・・・。学ぶことが本当に多かった。

会話も弾んで、夜は皆近くにテント張って。こういう出会いこそ旅の醍醐味ですよね。

色々な初めてをここで体験して、色々な衝撃をここで受けて。

旅先だからって無茶振りも通用するっていうw

本当に楽しい夜でした。

当時の自分らもこれがまだ旅の2日目だと思えないくらい長く感じていましたね。

数時間前には恐山にいたことさえ数日前のよう。

とにかく感謝で絶えない大間崎でした。