東京発1泊2日で宗谷岬へ行ってきた話
どうもお久しぶりです。千川です。
何度同じことを繰り返すんだってくらい放置し続けておりました。
記事にしたいネタが溜まる一方。
いつかのように直近のお話でも。
ってことで先月北海道へ行ってきた話です。
北海道まで飛行機で行き、現地で125ccのバイクを借りて宗谷岬を目指すというプラン。
新千歳空港から宗谷岬は片道400km超。Google先生で調べただけでも片道6〜7時間コース。もちろん休憩抜きの計算で。
この旅、車ではなく敢えてバイクを借りる事で、
・北海道の広大な大地をバイクで走りたい!
・日本最北端、宗谷岬へ行きたい!
・125ccスクーターで限界原2ツーリングをしたい!
など(他にもあった気がしたけど忘れた)昔からの夢が一度に叶う。
とは言え最初にこの案を友人から聞いたときは「いや〜流石にないでしょw」とか思ってましたが、時間が経つにつれて現実味が帯びてきたので何事もチャレンジと実行に至った訳です。
遠くへ行くからにはゆっくりしたさはありますが敢えて企画した過酷な旅。
友人らと3人で行って参りました。それではどうぞ。
5月23日
今回の旅はいかに限られた時間内で行動できるかが鍵。
まずは飛行機で新千歳空港へ向かう為に成田空港を目指します。
LCC故に成田。だって安いんだもの。
朝一の便じゃなくても北海道には着きますが、その後の移動を考えると確実に早い便で向かうのが吉なので8時の飛行機でいざ新千歳空港へ。
新千歳空港着、レンタルバイクで稚内を目指す
機内では死んだように寝ててあっという間に北海道上陸。
なんだかんだで函館より北に来た事がなかったので完全に未踏の地。
高まる〜〜!!
早速近くのレンタルバイクショップで予約していたバイクを借り、今夜の宿である稚内を目指しいざ出発!
PCX125 2台とYZF-R3の計3台体制。限界原2ツーリングとか言いながらフルカウルおるやんけ。
ってことでここからは幾度となく休憩を繰り返しひたすら北上。
新千歳〜由仁からR337を経て石狩、そしてオロロンラインで稚内まで。
ひたすら走り続けた為に写真をまともに撮ってなかったらしいです。
セブンイレブン空知由仁店、道の駅とうべつ、オロロンラインのセイコーマートに幾度となく寄ったのは覚えてる。
道の駅石狩 あいろーど厚田
道の駅石狩 あいろーど厚田でナイスシーサイドを感じてました。
11時前後には新千歳を出たものの、この時点で既に時刻15時過ぎ。
ここから目的地の稚内まで260km以上、先が思いやられます。
しかしながらオロロンライン、ほぼ海沿いなので走っていて気持ち良い。
増毛町
更に1時間後。どこかの海辺。(何)
怪しさ満点の天気予報でしたが、案の定雨が降って参りました。
一応程度に持って来た雨具を装備して更に走り続ける。
留萌市
17時40分頃、留萌に到着。
ここまででも果てしない道のりでしたが、ちょうど中間地点にしか過ぎないっていうのがもう。
給油、休憩して再出発。
苫前町
18時半。いい感じの足止めスポット。
風力発電のアレが立ち並ぶ景色はやっぱり北海道感が強い。
この丘の上にも多くの風車が立ち並んでいます。
翌日調べて発覚したんですが、ここ欅坂46の2ndシングルMV撮影地だったらしいですね。
初めてこのMV見たときめっちゃここ行きてえ・・・って思ったんですがここだったとは。
2日目も全然時間なかったので寄る暇もありませんでしたがw
またいつかゆっくり行きたいな〜・・・。
日没後、稚内まで
そんなこんなで陽も沈み、北海道も何もただ真っ暗な道をひたすら進むだけとなりました。
何よりこのペースだとホテルの最終チェックイン時刻に間に合わなくなるってことで休憩削ってよりペースを上げて向かい、21時過ぎには無事チェックイン。
多くの休憩挟んだものの10時間コース。クソしんどい(切実)
最終目的地である宗谷岬は明日の朝向かいます。
ひとまずホテルに荷物を置いて疲れを癒しに日本最北端の温泉「稚内温泉 童夢」へ駆け込む。
身体が冷え切ってたこともあって未だかつてないほど温泉のありがたさを痛感。
気持ち良すぎて昇天しかけてました。
やはり温泉は神。
そして今日一日大体の走行ルート。
実際の走行距離と差があるもののこんな感じだったと思います(適当)
5月23日 総移動距離:417.7km
5月24日
さて2日目!
天気は晴れ。雨予報はなかったのでひとまず安心。
7時頃にホテルを出て、 宗谷岬まで約30kmの道のりを走る。
日本最北端まであと少し。
稚内から宗谷岬までの道もひたすら海沿い。天候に恵まれ昨日とは大違いの青空が広がっていたので、朝からテンション上がりまくりで走ってました。
やっぱり天気良いと気持ち良いし、より走りがいが。
しかしまあ朝ってこともあって普通に寒い。昨日も寒かったけど。
宗谷岬
ってことで念願の日本最北端、宗谷岬に到着!!
もっと人がいるもんだと思ってたらまだ7時45分頃でした。早いか。
多大な達成感を得たものの、同時に降りかかる帰路のしんどさ。
また同じ道を引き返すと思うと。
とりあえずお腹も空いたし朝食を。
食堂最北端さんにて。
この時間から営業しているのは嬉しい。
カツカレーをいただきます。
日本最北端っていうロケーションもあってかもうめちゃんこ美味しかったです。
さて。
今日は18時頃にバイクを返却し、20時前発の飛行機で成田へ帰る予定。
この後はぼちぼち新千歳に戻りつつ、余裕があったら札幌とかでゆっくりしたいな〜とか思っていたわけですが。
昨日稚内まで来るのに10時間かかった事を踏まえて冷静に考えたところ、全然時間がない事に気付くワタシたち。
いくら休憩を挟みまくったからとはいえ現時刻は9時。逆算したらギリギリっていうかなんというか。
ある程度予想はしていたものの更に余裕のない旅となりそうです。時間に追われながらひたすら南下を始めるのであった。
宗谷岬でのラストショット。
新千歳空港まで
展開早いですが新千歳空港までの帰路。確かこんな感じだったような(曖昧)
留萌までは昨日と同じ道ですが、若干ルート変えて戻りました。
何が言いたいかと言うと宗谷岬で写真撮って以降、カメラほぼ取り出さなかったのでネタが・・・
所々GoPro回しながら走っては休憩の繰り返し。
結論から言うと、18時ちょうどくらいには新千歳まで戻って来れましたがそこまでゆっくりしている時間はなかったです。
道の駅サンフラワー北竜でご飯食べたくらい。
もうね、昨日からそうだったんですがひたすら同じ姿勢でバイク乗りっぱなしなので
首、腕、肩、腰の激痛がハンパないんですわ。
しかしまあ無事帰って来れたときの達成感と脱力感はなかなかのものでした。
なんにせよ色々経験になったし、苦行だったけど楽しかったので満足。
二度とやりたくないけどやりたさもある何とも言えないこの感じ。
バイクならもっとゆっくりしながら。それか車でぶらぶらしてえ。
とりあえず北海道は広いって改めて思ったこと。
PCX125めっちゃ良いバイクだって思ったこと。
不満ない速度で走れるし取り回ししやすいし燃費めっちゃ良いし。人気の理由が分かって少し欲しくなりました。
以上、後半の内容が著しく薄いですが原2スクーターでも1泊2日で宗谷岬へ行ってきたレポート。
次はタウシュベツ川橋梁に行きたいなーなんて。
あと次こそは北海道らしい美味しいものを食べたい。
2018年5月23~24日 総移動距離:820.1km