日光、伊香保。「北関東」をドライブしてきた話
どうも、こんにちはこんばんは。
さてこの度は先週の旅行の話。
タイトル通り北関東、茨城を除いた栃木〜群馬へドライブして参りました。
前々から気になっていた場所へ転々と。
山奥とか駅から離れてる場所は交通手段が限られてきますよね。そこでバイクの出番なわけですが栃木や群馬辺りの距離ともなると移動が億劫になってくるんですよ。
これはモタード、単気筒の宿命・・・1時間もしないうちに腰とケツが悲鳴あげます。(自分の場合)
何よりこの時期のバイクは寒い。
11月20日
午前中都内出発。
まず最初は栃木県の足尾銅山を目指して高速道路を北上。
交通手段云々言っておきながら、そもそも足尾銅山自体駅から離れてる観光地でもないんですけどね。むしろ最寄り駅の通洞駅から徒歩5分で来れます。
当初は東北自動車道で宇都宮経由して日光方面へ抜けていくルートで行こうかと思ってましたが、あえて関越自動車道〜北関東自動車道からの伊勢崎で降りてそのまま下道で向かうルートで向かいます。
足尾銅山
13時半頃、足尾銅山到着。
足尾銅山といえば、その名の通り足尾銅山鉱毒事件で有名。小学校の社会科でも学習しましたよね、たぶん。
かつてこの地では銅山の開発による排煙や排水等の有害物質が周辺環境に被害をもたらす、日本で初めてとなる公害事件が発生。
その後閉山となり、当時の坑道の一部が開放されて実際に見て歩いて・・・とできるわけです。
それと同時に残された関連の施設が廃墟として現存していたり。好きな人にはたまらないところなんでしょう。
ここからトロッコ列車に乗って坑道へ。
途中までトロッコ列車で移動し、その後は歩いて坑道内を移動します。
かつて掘られた坑道はこの先1200km以上の長さにもなるそう。とんでもない労力っすわ。
自然の神秘的なところ。うつくしい〜〜。
坑道内は至るところに当時の鉱石採掘の様子を再現している人形が設置されています。
これは食事中だそうな。
銅インゴット。長財布くらいの大きさ?で約20kgらしい。この金属枠内で持ち上げることができるんですが、もうとてつもなく重たいっす。
坑道から資料館?のようなところを抜けて屋外へ。ちょうど見上げた場所に何やら雰囲気抜群な建物が。
実際にさく岩機の振動を体験できるコーナー。これは続けてたら腕と耳がイカれますわ。
併設された資料館もじっくりみたので退散します。
銅もありがとう。また銅ぞ。ええやん(何)
退散するとか言いつつも上にあった建物の近くへ。
この感じ久々や〜〜。
この先にも。
素敵な建物。
外観見て満足したので次こそ退散します。
大して下調べせずに来たのでその他の関連施設や廃墟等はどこにあるかわかりません。なので寄らないという理由もあったり。
時刻はちょうど15時、ここ足尾銅山には約1時間半滞在。
さて、翌日行くところは決めていたものの、本日この後行く先を特に決めていなかったのでこのまま日光を経て鬼怒川まで車を走らせます。
途中車道に落ちてた柿を食ってる猿数匹見かけてなんかワロタ。
鬼怒川
ただただ鬼怒川へ向かうってわけでもなく。
薄っすら思い描いていたのは、鬼怒川をも走り抜けていつの日か彷徨ってた湯西川温泉方面というか五十里湖近辺をただ走りたかったってのもある。
ですが、鬼怒川着いた時点で既に日が沈んで辺りが暗くなってました。あと鬼怒川からも地味に距離があるっていう。到着する頃には完全に真っ暗になってて景色もクソもねえと思ったので鬼怒川を最終目的地としたのであった。
去年7月以来の鬼怒楯岩大吊橋を渡り。一応程度に写真も撮ったんですが辺り暗くてブレブレだったのでまともなものがない模様。
それから駅前の足湯へ向かい、ちょこっと浸かってから今夜の宿に向けて日光へ。
そういえば鬼怒川温泉駅前めっちゃ変わってた。車にカメラ積んだままだったんで肝心の写真がありませんが。
霧降高原
しかし暗くなるのが早い。
日光駅近辺で夕飯。それでもまだ19時とかなのでどこか行けるところないかな〜とか思ってしまう。いや宿行けよって感じなんですけども。
そんな中、名前的にもなんか良さそうなところ(?)がふと目に入ったんで夜な夜な霧降高原なるところへ行って来ました。
案の定街灯のない山道を上って行った先。
見える景色は満点の星空そのもの。
肉眼だと本当に空の星しか見えない。この標識もあったんだって感じで照らして存在を認識。
めっちゃ光ってるのが確か遠くの街灯。ここから日光市街も見渡せたけど、ミニ三脚とJ5しかなかったのでうまくカメラに収まりませんでしたとさ。
とにかく星が綺麗でした。そしてめちゃくちゃ寒かった。
そういえばここまでの山道走ってきた途中、ちょうど車のヘッドライトで照らした脇の茂みから野生の鹿がこっち覗いてて笑いました。めっちゃ真顔だったの覚えてる。
こうしてようやく宿へ。
11月21日
翌日のお話。
この日行きたかったところは栃木県「戦場ヶ原」、群馬県「伊香保温泉」辺り。
とりあえず戦場ヶ原へ向かう途中に通るであろう華厳の滝、中禅寺湖くらいは見ておきたいな〜とか思いながら出発。
群馬に関しては時間と気分次第で伊香保温泉近辺の観光ができたらいいな〜と。
いろは坂・明智平
早速日光方面から120号を通って中禅寺湖方面へ。
かの有名ないろは坂を通ります。積雪やら路面凍結しててなかなか怖いっす。
大して走ってないけど景色が良さそうだったので明智平にて休憩。
本日晴天。
猿が万引きは草
華厳の滝・中禅寺湖
明智平から車でほんの数分。
まずは近辺の駐車場に車止めて華厳の滝を見に行きます。
実物はすごい迫力。このスケールの滝は初めて見た気がした。
しかしまあ写真だとなんともうまく伝わらないこの。
朝食も兼ねて売店ですいとんをいただく。優しい味。
身体の芯から温まったところで、加えてレモン牛乳ソフトクリームなるものを購入。
これもまた美味しかったんですが、通りかかったおばあちゃんが「こんな寒いのに〜〜」ってドン引きしてたのがワロタ。確かに雪積もってるしクソ寒い。
続けてすぐ近くの中禅寺湖。
もう完全に雪道ですやん。
男体山。
更に車を走らせて。
戦場ヶ原
きた〜〜戦場ヶ原。
かつて湖だった場所が湿原化したんだそう。
こういう見晴らしのいい直線道路最高すぎる。北海道行きてえ。
駐車場近辺はお土産屋さんなどが立ち並ぶ。
ここ戦場ヶ原にはハイキングコースがあるみたいなんですが、やはり大した下調べをして来なかったのでどこにあるかわかりません。
戦場ヶ原という場所へ来て、戦場ヶ原という場所を見るだけで満足したので。ささ、次へ行きますよ。
伊香保温泉・高根展望台
奥日光を経て伊香保温泉に向けて、まずは沼田方面を目指します。
栃木県を抜けて群馬県に入った辺りの120号線は完全に雪山でした。全く予想してなかったけどそんな時期か〜場所か〜。
無事雪山を抜けて沼田市内へ。道の駅白沢で休憩。
いつかのように白菜と里芋と大根を買ったらしい。
そして関越道で沼田から渋川伊香保まで高速移動。
どうせ伊香保温泉に行くならすぐ先に榛名湖もあるしちょこっと寄り道しようと思って向かったのですよ。
伊香保温泉より先の山道途中にあった高根展望台。これはナイス足止めスポット。
渋川の街を見渡せる、いい眺め。
少々休んで引き続き榛名湖へ。ここからは割とすぐなんですが。
榛名湖
ってことで初榛名湖!近くの駐車場に車止めて歩き回ります。
湖畔の木道を歩く。
あれが榛名山。
ところどころ雪が。ぐんまちゃんかわいい。
イルミネーションなんだろうけど光っていないと何とも言えないこの感じ。あとで調べてみたらまだライトアップ期間じゃないみたいですね。
ちょっと移動してパシャパシャ。そして退散。
メインの伊香保温泉に向けて来た道を戻ります。
おまけ。トワイライト気味な高根展望台。
伊香保温泉
いよいよ本題、伊香保温泉。
随分前から一度行って見たかったところの一つ。
有名な石段を上って行きます。全部で365段あるらしいです。ひいい。
これこそ写真でしか見たことがなかった伊香保温泉の石段街。
あってよかったF1.8。
そして最後の階段。上りきった先には伊香保神社があります。参拝して引き返す。
今日はここ石段の途中にある「石段の湯」にて入浴。
温泉街なだけあって入浴施設がたくさんありすぎて迷ってしまう。温泉あるあるだと思います。
熱めのお湯で一瞬にしてポカポカになりました。
あとは帰るだけ。バイクで出かけた際は必ずと言っていいほど湯冷めしますが車はそんなことないので神。
帰りも快適ドライブでした。単気筒バイクには辛いイメージしかなかった高速道路も快適すぎて。
そんなところで以上、今回のレポート。
奥日光やら伊香保温泉やら念願のスポットから懐かしのスポットまでドライブしてきたお話。
それにしても伊香保温泉、高速使えば東京からもそんなに遠くないし、高速降りてからもそんなに遠くないし、雰囲気もいいしで最高ですね。栃木の鬼怒川もいいけど、やっぱり群馬推せる(今更)
おわり。