黒部ダムを見たくて富山へ行ってきた話
4月19〜20日で行ってきた富山旅行のまとめ。
お馴染みのニコワンJ5お供に行って参りました。
今回は少しでも広い視野での風景を撮りたいな~とか思ってたんで、購入当初からほぼほぼ使ってなかった「10-30mm f/3.5-5.6」のどノーマルレンズを一応程度で持っていきました。もちろん完全メインになってた単焦点も。
・・・が、結論から言ってしまうと、メイン単焦点「18.5mm f/1.8」ですが2日間で一度も使うことはありませんでした。完全に無駄な荷物だった。
ここぞって時に使う場面はあったんですけどズームでどうにか乗り切って面倒くさがってレンズ交換に至らないという本末転倒なこれ。
1日目
というわけで、開通当時から乗りてえ乗りてえと思い続けてた念願の北陸新幹線でいざ富山へ!
早いもので開通から2年経ってたんですねえ。。
午前9時半頃、富山駅到着。
新幹線ホームは流石に綺麗。
富山に来た目的は翌日黒部ダムへ行くことだったんですが、前日である今日は具体的にどこへ行くかなど全く決めてなかったもので。
とりあえず駅から近かった覚えのある「富岩運河環水公園」に向かいます。
富岩運河環水公園
前にも書いてた気がしますが、確か2013年末頃の以前富山に来たときは、確かこの公園だとか高岡に少し訪れたような気がするんですが、何故か撮ったはずの写真データもどこか行った上に記憶にもほぼほぼ残っていない為に、富山に旅行らしい事をしにきたことがなかったんですね。
それでの、昔から行きたいと思ってた場所の一つである黒部ダムを始めとした富山旅行を実行したわけです改めて。
路面電車もよい。
で、公園向けて駅前歩いてたんですがなんという天気の不安定さ。強風と雨が降ったり止んだり。
急遽コンビニで傘買うも強風のせいで購入直後ぶっ壊しそうだったので使用を止めて駅へ退散。
駅に戻れば雨止むしなんやねん・・・とか思いつつこの隙にと思って公園へ再び向かう。
そしたら西の空めっちゃ晴れてた。
しばらくは雨降らなさそうな雰囲気。
東の空。雨雲め。
ってことで富岩運河環水公園。
相変わらず綺麗な公園や~と(あまり覚えにないものの)思いながら公園内散歩。
世界一美しいスタバと言われてる店舗。ちなみにスターバックスには数えるほどしか行ったことがありません。
こっちはハンパない雲。
こっちは青空。この差よ。
心安らぐ素敵な公園ですこと。
とある友人の言葉を借りて感想述べるとすれば、近所にあったら毎週通うわって思いました。
それから次はどこ行くか~って思っても全く検討つかず。
今夜は富山駅前のホテルを予約していた為、チェックインまでに戻ってこれる範囲で・・・って考えた結果、無性に金沢行きたい気持ち拗らせ続けてたのでそちらへ向かうことに。
金沢
12時半くらいには金沢駅到着。
思ったのがこの日富山も金沢も気温が低い。翌日黒部ダムを始めに寒さの厳しいところに行くこともわかっていたんで僅かながらの防寒対策具は持ってきたものの、東京は普通に暖かかったからごく普通の薄着で来た為に現時点でも肌寒い。
翌日に備えて温かい服を求めて金沢フォーラスを練り歩いてました。
その後お腹を満たす為にお馴染みの近江町市場へ。
昨年10月に来たときと同じ「山さん寿司 本店」さんでこれまた同じものいただきます。
それから香林坊近辺ぶらぶらしたり。
今更だけどしいのき迎賓館前のこの~木何の木気になる木。
立派なシイノキ。
タテマチストリートも歩く。
行きたかったお店は営業してませんでした。本当にありがとうございました。
それからバスでひがし茶屋街へ。
前回来たのが早朝だからってのもあるけど、人多すぎワロタ。
ツバメがたくさん飛んでた。
金箔入り烏骨鶏卵ソフトクリーム。めちゃうま!!!でした!
それからのこと。
20時半過ぎくらいには再び富山に戻ってきてホテルへチェックイン。
一旦荷物置いてから夕食として富山ブラックラーメン食べに行って、その後眠りに就く。
こんな感じでまずは1日目。
2日目
富山駅前のホテルから出発。
目的は黒部ダム、強烈なインパクトの雪の大谷。
あれ、初めて画像見たときはコラだと完全に思ってました。
そもそも立山黒部アルペンルート自体、富山から立山~黒部ダム~長野の信濃大町へ抜けていくこともできれば、同様に逆の長野から富山へ抜けるルートもあれば途中で折り返したりもできる。
今回自分らは富山側から長野へ抜けていくプラン。
とりあえず8時半過ぎくらいの電車に乗って立山駅を目指す。
で、初っ端悲しいお知らせなんですが。
電鉄富山駅にて立山駅行きの切符買おうと思ってたんですけど、もうこの時点で
悪天候の為雪の大谷ウォークは本日終日中止というお知らせがでかでかと掲げられているじゃないですか。
くぅ~~~wwwwwwwwwwwって感じでとりあえず電車乗りました。歩けないだけで見ることくらいはできるだろうと淡い期待を抱きながら。
車窓からの景色を眺めながら立山へ。
ちなみに電車の中は日本語が聞こえてきません。たまに聞こえる日本語は車掌さんの案内くらい。
それくらい海外からの人気も高いってことでしょうか。
立山
9時半頃には立山駅到着。
とりあえずここから先が長く、ケーブルカーやらバスやらありとあらゆる手段で乗り継いで長野側へ抜けていく為の切符を調達します。
まずはここ立山から美女平へ向かうケーブルカーなんですが・・・待ち時間が発生中。案内された時刻は11時50分の便。現時刻から2時間以上の待ち時間に思わず笑う。ディズニーか何かかな???
それなりに混雑しているとは思ってたけれどもそれを超越していた模様。
待ち時間中は立山駅近辺を散策。
人が多いのお~~。電車と同じく日本語はほとんど聞こえてこない。
標高475m
近くにあった「立山カルデラ砂防博物館」なるところにも訪れてみる。一部除いて入館料はかからないらしいです。
博物館の裏辺りからこんなところにも来れるみたいで。
千寿ケ原。
のどかだなー!!
そんなこんなしてるうちに乗車時間も近づいて。
ようやく立山ケーブルカー。1.3kmの距離を乗車時間7分で駆け上る。
美女平
美女平では即座に次の室堂へ向けてのバスに乗り込んだ為写真撮ってなかったです。バスの窓からの一枚のみ。
というより立山があんな感じだったからここから先も同じように待ち時間地獄なのかな・・・とか思ってたらそうでもなくて普通にバスにも空席があって余裕で乗れる。
ケーブルカーだけはどうしても限界があるんやなあーと思い知ったのだった。
標高977m この時点でも残雪が目立ち始める。
室堂
立山高原バスにて、23kmの山道を50分間走行。
標高2450m 室堂到着。
バスが通ってきたところが正に雪の大谷。中止じゃなければあの道を歩いて見れるってことなんですね。
とりあえず室堂ターミナル建物内から最上階の展望台へ。
そこからの眺望。微かに見えるバスが雪の高さをより際立たせてる。
こう写真じゃ伝えられないことが一つ・・・
辺り一面真っ白であるが故に太陽光の反射がハンパなくてまともに目が開けられない。
目が慣れるまで10分くらいかかった模様。
ここでも同じく辺りを散歩。
雷鳥らしい。
雪の回廊。
これでも十分な迫力。何より足元がめっちゃ滑る。
4月だとは思えない風景。山の上だからってのはあるけども。
着込んでたのもあってかそれほど寒さは感じなかったけど、普通に氷点下だった。午前8時の時点では。いやでも寒いわ。。
小一時間見回って、お次は立山トンネルトロリーバスで3.7km(10分)、大観峰へ。
ここからは徐々に標高が下がっていきますよ~。
大観峰
標高2316m 大観峰からの眺望も絶景!
展望台登って降りて。
続けてこの先の黒部平へ。立山ロープウェイで7分(1.7km)
黒部平
標高1828m
大観峰方面を望む。
黒部ダム方面。
その後も続けて、黒部ケーブルカーで5分(0.8km)
黒部湖・黒部ダム
黒部湖から少し歩いていけば・・・
お・・・?
湖完全に凍ってるやないかい。
ご覧の有様。自然の脅威を感じた。
これだ・・・
完全にスケートリンク。
中心部。
なんというかこの圧倒的スケールがたまらない。
中心部から真下を望む。高い(小並)
こうして念願の黒部ダムへ遂にやってきたわけです。
それはもうありとあらゆる感情が高ぶって。お腹も空いたわけでここで腹ごしらえ。
メニューがじわる。
ダムカレーソフトクリームってなんぞや・・・黒部ダムカツカレーソフトクリームなんぞや・・・カレーなのにソフトクリーム・・・?
って思ってたんですがしっかりとしたソフトクリームとしてのメニューらしいです。食べてはいませんがw
売店の店員さんが話してましたが、やっぱりここへ来る観光客の9割は外国の方々らしいとのこと。ほえ~。
それから。
黒部ダムといえば、どこか高いところからダム自体を見渡せるところがあったような・・・写真で見たことがあったような気がするなーって思っていたんですね。
それっぽいところが見えるものの、あそこまでどうやっていくのかわからない。
進行方向書かれているものの雪により完全に通行封鎖されてる。これは雪残ってる季節は行けないって意味なのか・・・w
とまあ潔く諦めて黒部ダムを後にするのだった。
トンネルくぐって、関電トンネルトロリーバスの乗り場へ。
とここで、諦めてた展望台への道が黒部ダム駅内から行ける事が発覚。
そういうことだったか・・・w
ダムダムくんの案内が可愛らしい。
ひたすら階段を駆け上る。
で、上り切った先の展望台。
これだーーー!!!!!
ナイス眺望だ・・・って思ったのとほぼ同時にカメラの充電切れました。代替バッテリーを持ってくるのも忘れました。
まあなんとかこの風景は収められたので良しとする。
いやーなんにせよ最終的に見たかった景色を拝めて感激ワイ。
それからのこと。
黒部ダム駅からトロリーバスに乗って16分(6.1km)で扇沢駅へ。
扇沢からは路線バスで40分(18km)揺られてJR信濃大町駅に到着。
最後の力を振り絞ったJ5。信濃大町駅にて。
雪の被った山々を後に。
あとがき
信濃大町からはJRで松本まで、松本からは特急あずさ号に乗って帰ってきましたとさ。
そんな感じの久々に旅行らしい旅行。
1泊2日に無理やり詰め込んで本当はもう1泊くらいしてゆっくりしたいな~とか思ってもいましたが、想像以上に寛げた上に2日間とは思えないくらい時間も長く感じた旅でした。今回も楽しかった。
相変わらず混雑はするんだろうけど、また夏場だとか紅葉シーズンだとかに訪れて黒部ダムの別の顔も見たいなーってね。いつかそのうち。
おわり。